【要注意】インコの連続あくびに潜む3つの病気

インコが連続であくびをするようになった。。これって病気でしょうか?

というワケで、インコのあくびに関係がある病気を調べてみました。

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インコのあくびが連続する病気

インコだって眠いときにはあくびをしますが、日に数回程度なら問題はありません。

でも、あくびの回数が日に日に増えてくるようなら病気の疑いがあります。

それで、インコのあくびに潜む病気をピックアップしてみました。

1、そ嚢炎によるもの

インコ(鳥類)には食道の途中にのうと呼ばれる袋状の器官があります。

インコが食べたものは一時的にそ嚢に溜められ、少しずつ胃に送られます。

そ嚢自体には消化能力はありませんが、食べ物をふやかす働きがあるといわれています。

湿度や温度が細菌の繁殖に適していてるので、炎症を起こしやすいようです。

そ嚢に細菌などが繁殖するとことで炎症を起こしそ嚢炎そのうえんになります。

もたれ感などがあると、あくびや吐き気といった軽い症状が現れます。

症状が進むと、首を振りながら嘔吐物を吐きちらかしたりしますよ。

細菌が繁殖している場合は、嘔吐物が臭いです。

パンやご飯などをインコが食べることで発症することが多いようですね。

2、トリコモナス症によるもの

寄生虫が原因の場合もあります。

インコの寄生虫の代表的なもの

  1. ヘキサミタ
  2. ジアルジア
  3. トリコモナス
  4. クリプトスポリジウム

感染経路は親鳥の吐き戻しや、感染鳥のフンなどです。

トリコモナスはブンチョウなどによく見られる傾向がありますが、

オカメインコにも感染することが知られています。

感染したインコはそ嚢に違和感を感じるらしく、生あくびや吐き気が現われるようです。

おとなのインコに比べ、免疫力の弱い雛に見られる傾向があります。

インコのトリコモナスは人に感染することはありません。ご安心を!

3、有毒ガスによるもの

フライパンやホットプレートにはフッ素樹脂(テフロン)が使われているものがあります。

テフロンは鳥には極めて有害で、200℃以上で加熱することで気化します

そのガスを鳥が吸いこむと、肺の組織が壊れて、呼吸困難で亡くなってしまいます。。

テフロン加工されている料理器具を使用するときは、十分に換気するようにしましょう。

また、調理器具を使うような場所からケージを遠ざけるようにしましょう。

このテフロン、愛鳥が突然死する大きな原因にもなっているようです。

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個体差にもよる

テフロンが危険とはいえ、知人のオカメインコには全く問題ないそうです。

個体差によるのか、調理器具の品質によるのかはわかりませんが、

いちおう、重篤な症状になることもあると覚えておいて下さいね(^^)

まとめ

インコ(鳥類)は少しくらいの体調不良があっても表に出しません。

気付いたときには病状が深刻化しているケースが多ので、様子見はNGです。

愛鳥のあくびの回数が増えたときは、迷わず専門医に相談しましょう。

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